中国系企業はあなたと手を組みたい

大きな観光施設がない小さな我が町は、中国人のお客さんを呼べない。呼びたくても予算もない。だから、私たちにはインバウンドは関係ない」と思っていた人々のところにも、中国人観光客はやってくるのです。いえ、もうすでに、知らないうちに、勝手にやってきていると言ってもいい状態なのです。その事実に、多くの日本人が気づいていないだけなのです。実際、「こんなところにも…」という情報は、この記事の中で詳しく紹介していくことにします。もうひとつ言えることは、在日中国系企業は日本のインバウンド関係者と手を組みたいと真剣に思っていることなのです。私は数多くの在日中国系企業や、その関係者に取材しました。どのようにインバウンドの受け皿となっているのかについて聞きました。彼らの話を聞くにつけ、こう感じました。「中国系企業は“黒船”ではない。彼らは日本人の味方なのだ」「ともに手を結び、ウィン―ウィンの関係になりたいと思っているのだ」17年になって、日本に支社を構える中国系企業が急増してきています。遠隔操作だけではビジネスが間に合わなくなってきているのです。本格的に日本支社を構え、日本でのインバウンド・ビジネスの橋渡し役になろうとしているからなのです。その事実は、日本のメディアではほとんど報道されていないのです。日本のメディアに彼らの社名やニュースが載ることはあまりありませんが、彼らと手を組むことによって、日本企業や観光施設、自治体にもチャンスが訪れることは間違いないのです。中国系企業の規模が拡大し、日本に本格的に進出できる力を蓄えられるようになったからこそ、日本企業と対等に付き合える時期が到来したと言っていいでしょう。